こんにちは。
東心斎橋整骨院・はりきゅう院黒岩です。
本日のテーマは
【10年以上ロキソニンを飲み続ける頭痛~鍼で飲む頻度減~】
『頭痛が出たらロキソニンを飲む』
同じように対処される方は
かなり多くおられます。
今回の患者さんも同じように
頭痛が出るとロキソニンを飲むということを
日常的に行っていました。
それも10年以上前からずっとだそうです。
頭痛が頻繁に起きる人がそのつど
ロキソニンなど鎮痛薬を服用していると
それによって頭痛を慢性化させてしまう
恐れがあります。
1日4時間以上の頭痛が
月に15日以上出現するものを
“慢性連日性頭痛”といいます。
頭痛が出るたびに市販の鎮痛薬を
1カ月に15日以上飲んでいる場合は
薬によって起きている
「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」
の疑いがあります。
頭痛持ちの人によくあるのが
いつ激しい頭痛が出るかわからない為
痛いときはもちろんのこと、頭が痛くなくても
予防の為に薬を飲んでしまいがちです。
「今日は遊びに行くから薬を飲んでおこう」
「今日は映画を観るから頭痛が出たら嫌だから
薬を飲んでおこう」という感じで
薬への依存がエスカレートしがちです。
すると薬の量も増え、効き目の持続時間も短くなり
脳の過敏状態が増大し毎日のごとく
痛みを敏感に感じとってしまいます。
これが
『薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)』
です。
ここまで長く書きましたが実はこれ、、
ロキソニンのHPに書いていることです笑
ロキソニンHPより参照
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_loxonin-s/understand/headache/type04.html
ロキソニン自身が
「ロキソニンの飲み過ぎは良くないよ」
と教えてくれています笑
今回の患者さんは2月末の来院から
現在3回鍼治療を行い
全くロキソニンを飲まなくなったわけではないですが
飲みたいと思う回数がかなり減ったそうです。
ロキソニンHPがロキソニンを
常時飲まない様にと言うように
薬が頭痛を“治している”わけではありません。
薬を飲まなくても生活できる様
頭痛や不調などを原因から
しっかりと対処していきましょう。
頭痛にお困りの方は
お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき
ありがとうございましたm(__)m
「肩こりになぜ鍼は効くのか?」について
こちらの投稿に詳しくまとめているので
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