こんにちは。

東心斎橋整骨院・はりきゅう院

副院長の黒岩です。

 

本日のテーマは

【肩こりに鍼が効く理由5選以上】

 

 

鍼治療を受けたことが無い方が

「肩こりには鍼が効くよ!」

と言われても

「何で鍼が効くの?」」

と思う方も多いはずです。

 

今回は鍼が肩こりに効く理由を

5選と題して選ぼうと思いましたが

肩こりに良い理由は

5選どころではないぐらい

沢山あるので5選“以上”として

紹介させて頂きます。

 

体の奥で固まった筋肉に直接刺激を与えられる

鍼治療は表面からは届かない

深部の筋肉まで直接刺激を与えられます。

 

マッサージなど外からは届かない

中で固まってしまった筋肉への

アプローチを鍼は得意としております。

 

肩こりに対してマッサージや整体など

様々なアプローチの方法はありますが

マッサージで一時的に楽にはなるけども

またすぐに元に戻りやすい理由は

深層の筋肉まで刺激が届きづらいことが挙げられます。

 

一例として後頭部の付け根部分には

“後頭下筋群”という頭と首を繋ぐ

細かい筋肉が集まっている場所があります。

 

 

日常的なデスクワークや

スマホを見ている下向きの姿勢などで

この後頭下筋群に負担がかかることで

肩こりや首コリ、頭痛や眼精疲労を

引き起こしやすくなります。

 

鍼治療では容易にこれらの

後頭下筋群など深部の筋肉への

アプローチが可能です。

 

ストレートネック改善

今では日本人の8割が

“ストレートネック”と言われるほど

PC作業やスマホを触る時間の増加により

長時間の悪い姿勢によって

様々な不調を引き起こしています。

 

頚椎は本来緩やかな湾曲を

形成していますが

ストレートネックになると

この湾曲がなくなり

頚椎が真っ直ぐに伸びきってしまい

5キロ前後ある頭の重さを首で支えてしまう為

首の筋肉が緊張し肩も巻き肩になり

肩こりや首の痛みが出やすくなります。

 

デスクワークなど頭が傾くような

下を向くような姿勢が長時間続くことにより

背骨の中でも頚椎の7番目の骨が

ボコッと出てきてしまいます。

 

この骨が出てくることで

首の動きにも制限がかかり

上を向いた際にこの骨が詰まるような感じで

“上を向きづらい”、“背中が盛り上がって見える”等

機能的にも見た目的にも不具合が生じます。

鍼治療はここの頚椎の骨の盛り上がりを

直接的に抑える(引っ込める)ことが可能です。

頚椎間への刺鍼により

出っ張って固まってしまった

頚椎の動きを正しく出すことにより

骨も凹み見た目にも綺麗な背中になり

機能的にも首の後屈時の可動域も

改善することが可能です。

 

 

眼精疲労改善

肩こりに悩んでいる方の

約5割の方が同時に眼精疲労でも

悩まされています。

 

肩こりや眼精疲労の原因の一つに

“自律神経”が関係します。

自律神経は目のピントを調節するための

“毛様体筋”という筋肉を調節する

役割を担っています。

 

 

毛様体筋は目のレンズの役割をする

“水晶体”に繋がっており

毛様体筋が収縮・弛緩することで

水晶体を伸び縮みさせて

目のピントを調節しています。

 

デスクワークやストレスなどで

自律神経が乱れてしまうと

目の焦点を合わせる機能が低下してしまい

物が見えづらくなるなど

目に疲れが溜まってしまいます。

 

その結果目に感じる不快感が脳に伝わり

首や肩、背中まで筋肉の緊張が起こり

肩こりを引き起こします。

さらに目が見えにくくなることで

顔をPCの画面に近づけて見るなど

姿勢がより一層悪くなることで

肩こりを悪化させるなど悪循環が起こります。

 

そんな肩こりと眼精疲労には

【風池】と【天柱】というツボが

効果的です。

 

風池と天柱は共に

肩こりや眼精疲労、頭痛やめまいに

効果的なツボです。

勿論首の付け根にあるツボなので

この2つのツボへの刺鍼は

首や肩、背中の筋肉の緊張を取るのにも

とても有効なポイントです。

 

肩こりと眼精疲労の両方を改善することで

肩こりの軽減具合は大きく変わります。

身体への負担も少ない

鍼治療は身体へかかる負担を最小限に、

且つ最大限に効果を出すことが可能です。

 

鍼治療はたくさん本数を刺したり

太い鍼を刺すことで刺激量は増えますが

少ない本数や細い鍼でも

ピンポイントの刺激により

筋の弛緩やツボの効果など

最大限の効果を引き出すことが可能です。

 

 

全身への力強いマッサージや

種類によっては刺激の強い整体などは

強い刺激に弱い方には逆に身体への負担が強くなり

余計な筋緊張を起こしたり痛みが現れるなど

身体への負担が掛かり過ぎてしまいます。

 

鍼治療はポイントへの刺激が可能な為

高齢者や女性にも安心して

鍼の施術を受けて頂けます。

 

強い刺激が苦手な方には

鍼による肩こり改善は

とてもおすすめです。

 

血流UP!

「鍼を刺すと血流が良くなるから効く」

という風に漠然と“血流が良くなる”という

イメージはつく方は多いと思います。

 

けど実際どうなのか?

 

実際に血流は良くなります。

具体的には鍼治療は人間の持つ

【軸索反射(じくさくはんしゃ)】

という無意識でも働く機能により

血流改善を促します。

 

・軸索反射とは?

人間の体は外部からの刺激(鍼を刺す)を受けると

神経伝達物質という特殊な物質(図:CGRPやSP)が

放出されます。

この物質は血管を拡張する働きがあり

鍼を刺した部分とその周囲の血流が

増加します。

 

上図の鍼を刺している周囲が

赤くなっているのがわかります。

これは“フレアー現象”と言い

鍼を刺して周囲の血流が増加している状態です。

※フレアー現象についてはInstagramにも投稿がありますので
こちらもご覧ください。
くろいわ | 肩こりスッキリ🐥【鍼によるフレアー現象で赤い】

人間は血液が酸素や栄養素を運ぶことで

筋肉など様々な組織や細胞が正常に働きます。

しかし筋肉への血流が不足することで

酸素や栄養が不足し筋肉の過緊張(コリ)を

引き起こしてしまいます。

 

鍼を刺すと肩こりなど症状が改善する理由は

血流が増すことで

筋肉が本来の状態を取り戻し

コリなど筋緊張が緩和されます。

 

鍼を刺し筋肉が本来の状態に戻ることで

今まで動きの悪かった筋肉も正しく稼働し

日頃から筋肉が固まりにくくなるなど

一時的ではなく継続的に好循環が生まれます。

 

ピンポイントで最小限の刺激でも

最大限に効果を発揮できることは

マッサージなどには無い

鍼の最大の強みだと言えるでしょう。

 

他にもいっぱい良い効果あり!

上記の5選以外にも

肩こりに鍼が効く理由としては

・自律神経の乱れの改善

・睡眠の質の改善

・首や肩など各関節の可動域UP

・頭痛改善

などなど肩こりに関連する症状も

同時に改善することで

肩こりに対してもより一層効果を発揮し

それに伴ってその他の不調や不具合も

同時に改善へと導くことが可能です。

 

今後、また5選以外の項目についても

投稿して参りますので

次の投稿をお待ちください。

 

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

 

当院の肩こりに関する投稿はこちらからお読みいただけますので
他の投稿も是非ご覧ください。
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