こんにちは。

東心斎橋整骨院・はりきゅう院副院長の黒岩です。

 

本日のテーマはこむら返りです。

 

 

足がつる・こむら返りを

 

1度は経験したことがある方は多いと思います。

 

50歳以上では夜間のこむら返りを

 

ほぼ全員が経験しているそうです。

 

 

・こむら返りのメカニズム

 

本来筋肉は大脳から送られる信号が

 

神経を通して筋肉へ伝達が伝わり

 

収縮運動が起こります。

 

こむら返りは神経の伝達を受け取る神経が

 

誤作動をおこし過度に筋肉が

 

収縮痙攣しこむら返りは起こります。

 

 

 

・足がつる(こむら返り)の原因

 

原因は「あなたがつる理由はこれですよ」

 

とは言いづらく複数の理由が重なり

 

つることが多いと思います。

 

そのなかでも大きく3つ、

①筋肉(身体)の疲れ

②ミネラルバランスの乱れ

③冷え

 

です。

 

 

①筋肉(身体)の疲れ

過度な運動や長時間の運動、

 

体力や筋力の低下、運動不足などにより

 

筋肉が上手く働かず過度な収縮を起こします。

 

普段使わない様な筋肉を

 

急に動かしたりすることでも

 

上手くセンサーが働かずつることが起こりえます。

 

 

②ミネラルバランスの乱れ

 

水分不足も含みますが

 

筋肉の働きに関連するミネラルのバランスが

 

崩れることで神経から筋肉の伸縮を

 

促す信号が乱れ筋肉が過度に収縮しつります。

 

ミネラルはカルシウムやマグネシウム、

 

カリウム、ナトリウムなどがあり、

 

大量に汗をかいたり下痢、嘔吐などで

 

ミネラルが失われます。

 

夏場は寝ている時も汗を多くかく為

 

就寝時につりやすくなります。

 

 

現在特にマグネシウム

 

つることに大きく関与すると言われ、

 

マグネシウムが収縮した筋肉を

 

弛緩させるのですが

 

発汗や尿、下痢や激しい運動で

 

マグネシウムが不足すると

 

弛緩させる働きが失われる為

 

弛緩が難しくなり過度に収縮しつると言われています。

 

 

③冷え

 

夏場の冷房や気温の低下で

 

冷えにより筋肉が緊張し

 

血管も収縮し血行不良を起こしつりやすくなります。

 

 

これらのどれか1つではなく

 

複数の原因が重なることでより一層つりやすくなります。

 

 

・対策

 

つる原因は人それぞれなので

 

自分にあった対策を行うことが重要です。

 

運動をされる方は運動後のケア・ストレッチ

 

しっかりと行い筋肉(身体)の疲労を

 

持ち越さないことが大切です。

 

 

ミネラル不足の方は

 

バランスの良い食事が重要で

 

野菜や果物、海藻類はミネラルが豊富です。

 

またマグネシウムは大豆(納豆や豆腐)、

 

アーモンドやほうれん草などに多く含まれます。

 

 

運動中のつり予防には

 

カリウムが多く含まれるバナナがオススメです。

 

 

 

寝ている最中によくつる方は

 

寝る前や就寝途中のトイレ後などに

 

コップ1杯の水を補給しましょう。

 

 

冷え対策には日頃から湯船に浸かったり

 

冷たい物を控え、冷房下で寝る際は

 

長袖長ズボンを着用し肌の露出を控えましょう。

 

 

万が一やむを得ず足をつってしまった際は

 

つっている(収縮している)筋肉を

 

ゆっくりと伸ばしましょう。

 

 

 

夏場は比較的つりやすいシーズンなので

 

日頃からつりやすい方は是非参考にしてみてください。

 

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございましたm(_ _)m