こんにちは。
東心斎橋整骨院・はりきゅう院
副院長の黒岩です。
本日のテーマは
【鍼をしたら赤くなる~フレアー現象で赤い~】
「鍼をしたら皮膚が赤くなるのはなぜですか?」
「鍼で赤くなるのは体が悪いんですか?」
と聞かれることが良くありますが
赤くなることは悪い反応ではありません。
むしろ体が良くなる為の反応なので
体にとってはとても良い反応が出ています。
鍼を受けて体が赤くなる反応は
【フレアー現象】と言い
鍼治療により鍼を刺した周辺の
血管が拡張し血行が良くなることで
起こる現象です。
こちらの患者さんは
鍼による反応がとても出やすく
フレアーが沢山出ていて良い感じです。
赤くなるフレアーは
具体的には鍼治療により人間の持つ
“軸索反射(じくさくはんしゃ)”
という無意識でも働く機能により
血流改善を促します。
・軸索反射とは?
人間の体は外部からの刺激(鍼を刺す)を受けると
神経伝達物質という特殊な物質(図:CGRPやSP)が
放出されます。
この物質は血管を拡張する働きがあり
鍼を刺した部分とその周囲の血流が
増加します。
※軸索反射などは過去の投稿
【肩こりに鍼が効く理由5選以上】
にも詳しく書いてますのでこちらも
是非ご覧ください。
最近ではサウナが流行していますが
サウナにも“あまみ”という
皮膚表面が赤くなる反応がありますね。
サウナのあまみも
血管が拡張することにより起こる反応で
一見すると「身体悪いのかな」と
思われがちですがむしろ
『身体が良くなる為の反応』なので
あまみが出ることもポジティブに捉えましょう。
今回の患者さんは
寝違えたことをきっかけに
首の痛みを感じだし中々痛みが取れず来院。
日々のデスクワークと相まって
初検では首の可動域制限が
相当ありましたが
徐々に動きも出てきて
日々の辛さも軽減してきているとのこと。
鍼治療をすることで出る反応は様々ですが
フレアーが出る人、出ない人、
良い方向へ向かうことは全員同じです。
自己治癒能力を引き出し、
尚且つ即効性も有る鍼治療。
十人十色の反応を個性と捉え、
皆様も是非鍼治療を受けてみてください。
鍼治療のことやお身体のお悩みは
お気軽に当院へご相談ください✨
最後までお読みいただき
ありがとうございましたm(__)m
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