東心斎橋整骨院・はりきゅう院黒岩です。

本日のテーマは

【長年の肩こり・頭痛・眼精疲労の鍼治療】

鍼治療の可能性と実際の改善例

現代の鍼灸治療には、さまざまな流派や施術方法があります。

当院でも、根本改善を目的としたルート治療を軸に置きながら、

患者さんの症状や体質、ご希望に合わせて

細めの鍼を使ったアプローチも柔軟に取り入れています。


◆ 今回の症例:20代女性・長年の肩こりと頭痛、眼精疲労

今回ご紹介する患者さんは、20代の女性。

慢性的な肩こり・頭痛・眼精疲労に長年悩まされており、

生活の質が大きく下がっている状態でした。

お仕事は長時間のPC作業が中心で、日中はほとんど座りっぱなし。

以前は定期的に運動を取り入れていたため、

症状が軽くなる時期もあったそうですが、

仕事が多忙になるにつれ運動習慣がなくなり、

症状はさらに悪化していったとのことです。


◆ 肩こりの原因とストレートネックの関係

この患者さんのようにデスクワーク中心の生活をしていると、

頭の位置が前に出る姿勢がクセになりやすく、

「ストレートネック(スマホ首)」と呼ばれる状態になってしまいます。

ストレートネックになると、首の筋肉や肩まわりに常に余分な負荷がかかり、結果として

  • 首や肩のこり

  • 頭痛

  • 眼精疲労

  • 自律神経の乱れ などの症状が出やすくなります。

実際にこの患者さんも、首まわりの緊張がとても強く、

触診だけで筋肉のこわばりがはっきり分かる状態でした。


◆ 鍼治療によるアプローチ

当院では、このようなケースに対して無理のない刺激量で、

首〜肩にかけて細めの鍼を丁寧に打つ施術を行いました。

また、目の周囲や頭のツボにも適切にアプローチすることで、

眼精疲労や頭痛の軽減を目指しました。

1回目の施術後は、久しぶりの鍼治療ということもあり、

数日間「だるさ」などの好転反応が出たようですが、

それ以降は徐々に症状が安定し、

3回目〜4回目の施術の頃には、

1〜2週間肩こりや頭痛を感じずに生活できる日が続いたとのことです。


◆ 鍼の太さ=効果の強さ、ではありません

今回のように、

「細い鍼=効かない」と思われる方もいらっしゃいますが、

それは誤解です。

鍼の効果は、太さではなく“適切なツボと深さ”を見極めた施術で決まるため、

細い鍼でもしっかりと身体に変化を起こすことができます。

実際に、当院でも「細い鍼で十分変化が出た」と感じていただく患者さんは多くいらっしゃいます。


◆ 最後に

肩こりやストレートネック、眼精疲労、頭痛…。

こうした症状は「仕方ないもの」と諦めず、鍼治療という選択肢を持っていただければと思います。

初めての方でも、状態に合わせた無理のない施術を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

以前投稿したポールダンサーの背部痛についての投稿です。
こちらからご覧ください。
ポールダンサーの背部痛~大会へ向けて鍼治療~

今、SNSなどで話題のルート治療についての投稿は
こちらからご覧ください。
https://higashishinsaibashiseikotsuin.net/tag/%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%88%e6%b2%bb%e7%99%82/

 

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