こんにちは。
東心斎橋整骨院・はりきゅう院副院長の黒岩です。
本日のブログは
【鍼灸師オススメ！即実践できるツボ！】
本日オススメのツボは
猛暑続く夏は熱中症に要注意、
身体がダルい時にオススメのツボ
【人中】の紹介です。
人中は督脈のツボで鼻と唇の真ん中、
人中溝の中心にあります。
正式には水溝と呼ばれ鼻の下にあるツボで
水が流れる溝という意味で水溝と言います。
人中は脳を覚醒させるツボで
失神した人への「気付けのツボ」として
使われています。
脳の機能を正常にしたり、
体内の熱を冷ます作用がある為
初期の熱中症の倦怠感に効果的です。
●中医学からみた熱中症
熱中症は中医学的にみると
【暑邪】という邪気が原因で起こります。
暑邪は熱の性質と湿邪の性質を持ち
「気」や「津液」を消耗します。
暑邪が身体に入ると熱で頭が働かずボーっとしたり
ひどく汗をかいたりします。
汗のかき過ぎには要注意で
身体のみずみずしさを保つ津液と共に
気も消耗してしまう為に
倦怠感や息切れといった体調不良に繋がります。
●熱中症の予防・対策
熱中症は身体に溜まっている
暑邪(熱)が大きな要因なので
対処法としては
「熱を身体の外に出す」
ことが重要です。
重度になれば専門的な治療が必要ですが
初期の熱中症では涼しい場所に移動し、
身体を充分に休め、
水分補給をするといった処置が一般的です。
そして人中を押すことで、
より症状を緩和することができます。
●人中の押さえ方
●まとめ
中国では【心静自然涼】ということわざが有り、
「夏の暑さにイライラすると余計に暑くなるだけ。
ゆったりとした気持ちでいれば
涼やかに過ごすことができる。」
と教えています。
涼しい所で身体を休めながら水分補給をしっかりと行い、
暑さにストレスを溜めず、
これからの夏を乗り切りましょう。
最後までお読み頂き、
ありがとうございましたm(_ _)m
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