みなさんこんにちは。
東心斎橋整骨院・はりきゅう院の今西です(^^)
本日は『脊柱管狭窄症』について少しお話させていただきます
こんな症状はありますか?
・しばらく歩くと足(太ももからふくらはぎやすねにかけて)の
しびれや痛みが出て歩けなくなり、
少し休むとおさまってまた歩けるようになるため、
歩いたり休んだりを繰り返す。
・足に力が入らない
・おしりの周りにしびれやほてりがある
・歩くのはつらいが自転車には乗れる
・後ろに反る体制がつらい
・便秘、頻尿、尿漏れ、残尿感などがみられる【排便排尿障害】
このような症状がみられたら、
「脊柱管狭窄症」の疑いがあるかもしれません。
~脊柱管狭窄症とは~
脊柱管(せきちゅうかん)とは
椎骨が連なってできたトンネル状の管のことを言います。
管の中には脳から続く脊髄神経が収まっており、
脳脊髄液で満たされています。
脊髄神経は腰椎部では
馬尾神経や神経根になっています。
脊柱管狭窄症とは、
神経の後ろ側にある黄色靭帯が分厚くなったり、
椎体と椎体の間にある椎間板が突出する
腰椎椎間板ヘルニアになったり、
あるいは骨そのものが変形突出したりすることで
脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることを言います。
これらの変化は基本的に加齢変化が多く、
ご高齢の方に多く見られます。
しかし、狭窄のあるすべての人に
症状が出るわけではありません。
画像診断上狭窄があっても痛みやしびれなどの症状が
出ない場合もあります。
脊柱管狭窄症は頚椎ないし腰椎に
発症することが多い疾患です。
頚椎に生じた場合には、
手足のしびれや運動障害を自覚するようになります。
例えば、
お箸が使いにくい、字が書きにくい、
ボタンが掛けにくいといった上肢の症状に加えて、
歩きにくい、ふらつく、階段が上り下りしにくいなどの
下肢の症状も出現します。
また、腰椎の脊柱管狭窄症では、
腰から下のしびれや痛みが出現します。
歩いているとお尻や足に痛みやしびれを感じ、
休むと楽になる。
それでまた歩くと再び痛くなるといった、
間欠跛行(かんけつはこう)と呼ばれる症状が
とても特徴的です。