こんにちは。

東心斎橋整骨院・はりきゅう院副院長の黒岩です。

 

本日のテーマは前回に続き便秘です。

前回の投稿も是非読んでみてください⇩

https://bit.ly/2TZflqK

 

 

慢性の習慣性便秘は鍼灸治療により対応可能です。

 

習慣性便秘とは

 

・習慣性便秘

・痙攣性便秘

・直腸型便秘

 

があります。

 

鍼刺激により腸の運動を促進し

 

自律神経のバランスを整え

 

腸の蠕動のリズムを調整することにより

 

便通を促します。

 

 

便秘は一般的には女性に多く

 

特にホルモンの影響で

 

排卵日から生理前にかけて

 

大腸の運動が抑制され、

 

また自律神経も乱れやすく

 

交感神経優位となり

 

女性は便秘が起こりやすくなります。

 

 

ダイエットも原因の1つで

 

食事量を減らすと食物繊維や水分が減り、

 

腸の蠕動運動も少なくなり

 

便が出にくくなります。

 

 

便秘の治療に用いるツボは

 

便秘の種類や虚実により異なりますが

 

腹部のツボは主に

 

天枢・大巨・関元』です。

 

冷えが強い便秘には

 

関元にお灸をします。

 

 

 

その他水分代謝に関わり

 

三焦経に属する

 

支溝』も便秘に効くツボで

 

必ず用います。

 

 

 

 

自律神経を整えるツボでもある

 

神門の少し外にある『澤田流神門』も

 

便秘の特効穴と言われ

 

ここには灸を施します。

 

 

 

 

鍼灸治療で排便を促すことも大事ですが

 

日々の生活習慣から

 

排便の習慣を作ることが重要です。

 

 

食事では食物繊維の多い物を摂り、

 

日常的に水をしっかりと飲む。

 

身体を冷やさない様日々の入浴や

 

冷たい物を摂り過ぎない。

 

ウォーキングなど適度な運動を取り入れ

 

腸の働きを促す。

 

ストレスを溜め込まず上手く発散する。

 

朝必ずトイレに行くなど排便の習慣を付ける。

 

(便が出る前にウォシュレットを当てるのも排便を促します。)

 

 

鍼灸治療と日々の生活習慣を

 

改善し毎日快便の生活を過ごしましょう!

 

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございましたm(_ _)m