こんにちは。
東心斎橋整骨院・はりきゅう院副院長の黒岩です。
今日は当院の万能なアイテム、
【箱灸】を紹介したいと思います。
◎箱灸について
これが東心斎橋整骨院で使用する箱灸です⇩
桝々健康 桝おんきゅう
シャレも効いて効果ありそうなネーミングです。
中はこの様な感じです⇩
中には鉄の網が入っていて
その上にお灸を置き燃やします。
網の上で燃える為直接肌に触れないので
火傷の心配がありません。
当院では艾(もぐさ)ではなく
炭灸を用います⇩
丁度良い塩梅で燃焼し
適度な熱により広い範囲で断続的にツボを通じて
身体の内側から温めることができます。
とても気持ちが良く寝てしまいます。
⇩こちらは生理痛により腹部・腰部に
痛みの出ていた患者さんに
箱灸をした際の画像です⇩
痛みのあった下腹部に箱灸を置いています⇩
生理痛が起こる原因に
冷えが関係します。
生理中は基礎体温が低くなり
血液に粘りが出るのですが、
その粘った血液が体の外へ流れようとする際に
痛みが発生します。
身体が冷えると血が固まりやすくなるので
冷え性の人は生理痛がひどくなる傾向があります。
なので生理痛がひどい方は
下腹部を温めることにより
血流が良くなり痛みが緩和されます。
東心斎橋整骨院では生理痛以外で多いのは、
便秘
冷え性
風邪のひき始め
冷えによる腰痛
等の症状に箱灸を用います。
便秘に対しての箱灸は即効性もかなりあります。
⇧このように腹部に置くのですが
その際に腸の中の便が滞っている部分に
箱灸をピンポイントで置くと箱灸をしている最中から
ゴロゴロと腸が動くのもわかり
数時間以内に便が出ることも多くあります。
腸の滞りは腰痛とも大きく関係し、
例えば常に左側の腰が痛い方は
左側の腸に便が溜まっていることがみられます。
便秘が続いている方で
腰も知らず知らずの内に
痛みがあるという方は
多いのではないでしょうか。
◎冷えによる腰痛
ご年配の方で冷えると
腰が痛くなるという方は多いのですが
そんな時は腰に箱灸をあてます⇩
腰を温めることで腰の痛みだけでなく
下半身のダルさ、夜中にトイレで起き易い
といった症状にも効果的です。
仙骨部を温めることにより
副交感神経の働きを良くすることで
尿のつくりすぎを抑えることができます。
これだけでも箱灸はとても万能なんですが、
基本的には冷えることによって
体に悪影響を及ぼすことが
多くあるというのが解るとおもいます。
益々寒くなってくるこれからのシーズン、
是非箱灸で身体の中から温めましょう。
最後までお読み頂き
ありがとうございましたm(_ _)m