こんにちは(^-^)

院長の韓です。

昨年の8月は雨ばかりで、雨の中海で泳いだのを思い出しますが、今年は正反対でとてもよく晴れていますね。

基本的に暑い夏は好きでとても嬉しいのですが、本当に猛暑が続いていますよね。

室内でも熱中症になりますので、お気を付けくださいね。

それでは本日は搭乗者損害保険についてお話しますね。

搭乗者傷害保険というのは、保険に加入している車に乗っている「搭乗者」が、交通事故でケガをしてしまったり、死亡してしまった場合に過失に関係なく補償される保険です。

「搭乗者」には運転しているドライバーはもちろん、助手席や後部座席にも乗っている人たちを含めた、自動車に乗っている人全員が含まれます。

この搭乗者障害保険は自分に過失がない事故でも、搭乗者がケガをしたり死亡したりすれば補償の対象になる上、保険を請求しても等級が下がらりません。

つまり、こちらが100%悪くて、なおかつケガをした場合でも保険金が支払われるわけです。

また、搭乗者傷害保険は、加害者からの損害賠償金、自賠責保険、各種傷害保険などとは関係なく支払われ、請求した場合も比較的簡単に保険金の支払が行わます。

搭乗者傷害保険の保険金の支払方法には、2種類あります。

まず1つ目は、保険金額×入院・通院にかかった日数分の金額が支払われる「日数払い」

入院の場合1日につき保険金額の0.15%、通院の場合は0.1%が支払われようになっているので、
たとえば1000万円で契約した場合、入院1日につき1万5000円、通院の場合は1万円が支払われます。

ただし、日数払いといっても、通院・入院にかかった全ての日数分が支払われるのではなく、「日常生活」や、「業務に従事する」ことに支障のない範囲に回復するまでの期間分が支払われます。

その範囲が曖昧でハッキリしていないので、場合によっては思っていたよりも支払い金額が低いということもあるかもしれません。

2つ目は、怪我をした部位ごとに決められた金額が支払われる「部位症状別払い」です。

たとえばムチ打ちは5万円、腕の骨折は35万円、足の切断は100万円などと、あらかじめ部位ごとに決められた金額が支払われるというものになります。

部位症状別払いの場合、回復に要した日数などとは関係なく部位ごとに決められた金額が支払われればそれで終了になります。

ご自身が毎月支払う保険料としては、部位症状別払いの方が多少安いですが、大きなケガの場合は日数払いのほうが安心感がありますので、よく考えて選んでくださいね。

どちらがいいかはケースによっても違いますが、保険会社によっては部位別症状払いしか選択できないこともあるので、契約の時にはよく確認してくださいね。

特に外資系の保険会社には、部位別症状払しか選べない場合が多いようですよ。

また、基本的に交通事故でおケガをされた際に、相手の保険でこちらの治療費などがまかなえる場合はご自身の保険は使わないというのが一般的だと思いますが、

搭乗者障害保険は等級がさがりませんので、乗車中にケガをしたら積極的に請求されたほうがいいと思いますよ。

それでは今日はこのへんで。

次回は前回お話した人身傷害保険と、今回お話した搭乗者損害保険の違いについてお話いたしますね。

ではよい1日を(^-^)