東心斎橋整骨院・はりきゅう院黒岩です。

本日のテーマは【病院で治らない耳鳴り…鍼灸で改善した症例など!】

病院で治らない耳鳴り…鍼灸で改善した症例と治療の流れ

病院での治療がうまくいかなくても、諦めないでください。慢性的な耳鳴りに悩まされている方、病院で検査を受けても原因がはっきりしない方、ぜひこの記事を読んでみてください。この記事では、耳鳴りの原因や病院での一般的な治療法、そして、なぜ病院で治らない耳鳴りがあるのかを解説します。さらに、東洋医学に基づいた鍼灸治療が耳鳴りに効果的な理由、自律神経や血流へのアプローチ方法、実際の症例、治療の流れ、鍼灸院の選び方まで、網羅的に解説します。突発性難聴、ストレス、メニエール病など、様々な原因による耳鳴りに鍼灸がどのように効果を発揮するのか、具体的な症例を通して理解することができます。そして、あなたに合った鍼灸院を見つけるためのポイントも分かります。耳鳴りでお悩みの方は、この記事を通して鍼灸治療の可能性を知り、症状改善の糸口を見つけていただければ幸いです。

1. 耳鳴りの原因と病院での治療の限界

静かな場所で「キーン」「ジー」といった音が聞こえる耳鳴りは、多くの人を悩ませる症状です。原因も様々で、効果的な治療を見つけるのが難しい場合もあります。この章では、耳鳴りの種類や一般的な治療法、そして病院での治療の限界について解説します。

1.1 耳鳴りの種類

耳鳴りは大きく分けて、他覚的耳鳴りと自覚的耳鳴りの2種類に分類されます。

種類 特徴 原因の例
他覚的耳鳴り 周囲の人にも聞こえる耳鳴り 血管の異常、筋肉の痙攣、顎関節症など
自覚的耳鳴り 自分だけに聞こえる耳鳴り 難聴、メニエール病、ストレス、突発性難聴、聴神経腫瘍など

自覚的耳鳴りはさらに、拍動性耳鳴りと非拍動性耳鳴りに分けられます。拍動性耳鳴りは心臓の鼓動に合わせて音が聞こえるもので、血管の異常などが原因と考えられています。一方、非拍動性耳鳴りは「キーン」「ジー」「ボー」といった持続的な音が聞こえるもので、原因は多岐にわたります。

1.2 一般的な病院での治療法

耳鳴りの治療は、その原因によって異なります。まずは耳鼻咽喉科を受診し、聴力検査や画像検査などを通して原因を特定することが重要です。主な治療法としては、以下のようなものがあります。

  • 薬物療法:血管拡張薬、抗不安薬、ステロイド薬などが用いられます。
  • 音響療法:耳鳴りを隠蔽する音を聞かせることで、耳鳴りに慣れていく治療法です。
  • TRT(耳鳴り再訓練療法):カウンセリングと音響療法を組み合わせた治療法で、耳鳴りを意識しないように訓練します。TRTは、専門的な訓練を受けた医療機関でのみ実施可能です。
  • 星状神経節ブロック:交感神経を抑制することで、耳鳴りを改善する治療法です。

1.3 なぜ病院で治らない耳鳴りがあるのか

病院での治療を受けても、耳鳴りが改善しないケースも少なくありません。その理由としては、以下のような点が挙げられます。

  • 原因が特定できない:自覚的耳鳴りの多くは原因不明であり、適切な治療法が見つからない場合があります。
  • 加齢やストレスの影響:加齢に伴う聴力の低下や、ストレスによる自律神経の乱れが耳鳴りを悪化させることがあります。これらの要因への対処は複雑で、根本的な解決が難しい場合もあります。
  • 西洋医学的な治療の限界:西洋医学では、耳鳴りの根本原因に対処するよりも、症状を緩和する治療が中心となる傾向があります。そのため、一時的に症状が改善しても、再発する可能性があります。
  • 複雑なメカニズム:耳鳴りは、内耳、聴神経、脳など、様々な部位が関与する複雑なメカニズムで発生します。そのため、単一の治療法では効果が得られない場合もあります。多角的なアプローチが必要となるケースが多いです。

病院での治療で効果が得られない場合、鍼灸などの代替医療を検討するのも一つの選択肢です。次の章では、鍼灸が耳鳴りに効果的な理由について詳しく解説します。

2. 鍼灸が耳鳴りに効果的な理由

病院での治療で思うような効果が得られない耳鳴りに、鍼灸が効果的なケースがあります。その理由は、西洋医学とは異なる視点から耳鳴りにアプローチする東洋医学の考え方にあります。鍼灸治療は、身体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで、耳鳴りの根本改善を目指します。

2.1 東洋医学から見た耳鳴りのメカニズム

東洋医学では、耳鳴りは「気」「血」「水」のバランスの乱れによって引き起こされると考えます。過労やストレス、加齢などが原因でこれらのバランスが崩れると、耳周辺の経絡の詰まりや循環不良が生じ、耳鳴りが発生するとされています。

要素 状態 耳鳴りへの影響
気滞(気の停滞) 耳鳴り、イライラ、肩こり
瘀血(血行不良) 耳鳴り、めまい、頭痛
水毒(水分の停滞) 耳鳴り、めまい、むくみ

これらの要素は複雑に絡み合っており、単一の要素の乱れだけが原因となることは稀です。鍼灸治療では、これらの要素のバランスを総合的に判断し、個々の体質や症状に合わせた治療を行います。

2.2 鍼灸による自律神経・血流へのアプローチ

鍼灸治療は、自律神経のバランスを整え、血流を改善することで耳鳴りを緩和します。鍼やお灸による刺激は、自律神経系に作用し、交感神経と副交感神経のバランスを調整します。現代社会においては、ストレスなどにより交感神経が優位になりがちです。鍼灸治療はこの過剰な交感神経の働きを抑え、リラックス状態へと導きます。

また、鍼灸刺激は血管を拡張させ、血流を促進する効果も期待できます。耳鳴りの原因の一つとして、内耳への血流不足が挙げられます。鍼灸治療によって血流が改善されれば、内耳への酸素供給や老廃物の排出がスムーズになり、耳鳴りの改善に繋がると考えられます。

2.3 耳鳴りに対する鍼灸の有効性に関する研究

近年、鍼灸の耳鳴りに対する有効性について、様々な研究が行われています。例えば、突発性難聴に伴う耳鳴りに対する鍼灸治療の効果を検証した研究では、鍼灸治療群の方がプラセボ群に比べて有意な改善が見られたという報告があります。また、メニエール病に伴う耳鳴りに対しても、鍼灸治療が症状の緩和に役立つ可能性が示唆されています。これらの研究結果は、鍼灸が耳鳴り治療の一つの選択肢となり得ることを示しています。ただし、全ての耳鳴りに鍼灸が有効であるとは限らず、効果には個人差があります。耳鳴りの原因や症状、体質などを考慮した上で、鍼灸治療を受けるかどうかを判断することが重要です。

3. 鍼灸で耳鳴りが改善した症例

ここでは、実際に鍼灸治療によって耳鳴りが改善した症例を3つご紹介します。それぞれ症状や経過が異なるため、鍼灸が様々なタイプの耳鳴りに対応できることがお分かりいただけるかと思います。

3.1 症例1:突発性難聴に伴う耳鳴り

3.1.1 症状と経過

40代男性。左耳に突然の難聴と耳鳴りが発生。耳鳴りは「キーン」という高音で、日常生活に支障が出るほど大きく感じていました。耳鼻科を受診し、ステロイド剤の投与などの治療を受けましたが、難聴は改善したものの、耳鳴りは残存していました。2ヶ月経過しても耳鳴りが改善しないため、鍼灸治療を試みることにしました。

3.1.2 鍼灸治療の内容

全身の気血の流れを整えることを目的とした鍼灸治療を行いました。特に、耳鳴りに関連する経穴(ツボ)である聴宮、翳風、中渚、完骨などに鍼を打ちました。また、自律神経のバランスを整えるため、百会、神門、内関などのツボも使用しました。週2回のペースで治療を行いました。

3.1.3 治療結果

10回の治療後、耳鳴りの音の大きさが軽減し始め、日常生活での支障も少なくなってきました。20回の治療後には、耳鳴りはほとんど気にならない程度まで改善しました。その後も月に1回のメンテナンス治療を継続することで、再発も防いでいます。

3.2 症例2:ストレス性の耳鳴り

3.2.1 症状と経過

30代女性。仕事でのストレスが原因で、両耳に「ジー」という低音の耳鳴りが発生。耳鳴りは常に聞こえており、特に夜間や静かな場所で強く感じ、不眠に悩まされていました。心療内科でカウンセリングと薬物療法を受けていましたが、耳鳴りは改善せず、鍼灸治療を試みることにしました。

3.2.2 鍼灸治療の内容

ストレスによる自律神経の乱れを整えることを目的とした鍼灸治療を行いました。肝兪、胆兪、脾兪などの自律神経に作用するツボや、安眠効果のある神門、内関、三陰交などのツボに鍼を打ちました。また、ストレス軽減効果のあるアロマオイルを用いたマッサージも併用しました。週1回のペースで治療を行いました。

3.2.3 治療結果

5回の治療後、耳鳴りの頻度と持続時間が減少し始め、睡眠の質も改善してきました。10回の治療後には、耳鳴りはほとんど感じなくなり、不眠も解消されました。患者さん自身もストレスへの対処法を学ぶことで、耳鳴りの再発予防に努めています。

3.3 症例3:メニエール病に伴う耳鳴り

3.3.1 症状と経過

50代男性。メニエール病と診断され、めまい、難聴、耳鳴りの症状に悩まされていました。耳鳴りは低音で、波のように強弱を繰り返していました。薬物療法を受けていましたが、症状の改善はみられず、鍼灸治療を併用することにしました。

3.3.2 鍼灸治療の内容

メニエール病の症状緩和を目的とした鍼灸治療を行いました。内耳の循環を改善するために、聴宮、翳風、完骨などのツボに鍼を打ちました。また、めまいを軽減するために、百会、風池、天柱などのツボも使用しました。さらに、水分代謝を調整するために、陰陵泉、水分などのツボにも鍼を打ちました。週1回のペースで治療を行いました。

3.3.3 治療結果

治療前 10回治療後 20回治療後
めまい:頻繁に発生 めまい:発生頻度減少 めまい:ほとんど発生しない
難聴:中等度 難聴:軽度改善 難聴:軽度改善維持
耳鳴り:常に聞こえる 耳鳴り:断続的に聞こえる 耳鳴り:ほとんど聞こえない

鍼灸治療と並行して、患者さん自身も減塩などの生活習慣改善に取り組んだことで、メニエール病の症状が全体的に改善しました。

4. 鍼灸耳鳴り治療の流れ

初めて鍼灸院で耳鳴りの治療を受ける際、どのような流れで進むのか、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。ここでは、一般的な鍼灸耳鳴り治療の流れをご紹介します。

4.1 初診時の問診と検査

初診時は、まず丁寧な問診が行われます。現在の症状、耳鳴りの音の種類(キーン、ジーッなど)、いつから症状が現れたのか、他に症状があるか(難聴、めまいなど)、既往歴、生活習慣、睡眠の質など、様々な角度から質問されます。これらの情報は、治療方針を決定する上で非常に重要となります。

問診に加えて、脈診、舌診、腹診などの東洋医学的な診察も行われます。西洋医学的な検査とは異なり、体全体のバランスや状態を総合的に診ていくのが特徴です。

4.2 鍼灸治療の実施

問診と検査結果に基づき、一人ひとりに合わせた鍼灸治療が行われます。耳鳴りに効果的なツボは全身に存在し、耳周辺だけでなく、手足やお腹などにも鍼やお灸が施されることがあります。

治療法 概要 期待される効果
鍼治療 髪の毛よりも細い鍼をツボに刺入する治療法。 自律神経の調整、血流改善、筋肉の緊張緩和
灸治療 ヨモギの葉を乾燥させた艾(もぐさ)を燃やし、ツボに温熱刺激を与える治療法。 血行促進、免疫力向上、冷えの改善

鍼灸治療は痛みをほとんど伴わないことが多く、リラックスして施術を受けられます。使用する鍼は滅菌済みの使い捨て鍼なので、衛生面も安心です。

4.3 治療期間と頻度

耳鳴りの症状や体質、生活習慣などによって、治療期間や頻度は異なります。一般的には、週に1~2回程度の治療を数週間~数ヶ月継続することで、効果を実感できる方が多いようです。治療開始から数回で効果が現れる場合もあれば、ある程度の期間が必要な場合もあります。治療方針や経過については、施術者と相談しながら進めていくことが大切です。

4.4 日常生活における注意点

鍼灸治療の効果を最大限に引き出すためには、日常生活における注意点も大切です。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を心がけ、ストレスを溜め込まないようにしましょう。また、カフェインやアルコールの過剰摂取、喫煙などは、耳鳴りを悪化させる可能性があるため、控えることが推奨されます。施術者から具体的なアドバイスがあれば、それに従うようにしましょう。

5. 鍼灸院の選び方

耳鳴りの鍼灸治療を受ける際には、実績があり、信頼できる鍼灸院を選ぶことが重要です。耳鳴り治療の経験が豊富な鍼灸院を選ぶことで、より効果的な治療が期待できます。また、院内の雰囲気や衛生管理も重要なポイントです。清潔で落ち着いた雰囲気の鍼灸院を選ぶと、リラックスして治療を受けられます。

6. 鍼灸院の選び方

耳鳴りに悩まされ、鍼灸治療を試してみたいと思っても、どの鍼灸院を選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。最適な鍼灸院選びは、耳鳴り改善への第一歩です。そこで、鍼灸院を選ぶ際に注目すべきポイントを詳しく解説します。

6.1 耳鳴り治療の実績

耳鳴りは症状や原因が多岐にわたるため、耳鳴り治療の経験が豊富な鍼灸院を選ぶことが重要です。ホームページなどで治療実績や症例数が公開されているか確認しましょう。多くの症例を経験している鍼灸院であれば、あなたの耳鳴りのタイプに合わせた適切な治療法を提供してくれる可能性が高まります。

6.1.1 専門性の確認

鍼灸師の中には、特定の症状に特化した治療を得意とする方もいます。ホームページや問い合わせを通して、耳鳴り治療の専門性を有しているか、どのような治療アプローチを行っているのかを確認しましょう。東洋医学に基づいた全身調整だけでなく、耳鳴りに特化した施術を提供している鍼灸院であれば、より専門的なケアが期待できます。

6.2 医療機関との連携

耳鳴りの原因によっては、他の疾患が隠れている可能性も考えられます。そのため、医療機関と連携を取っている鍼灸院を選ぶと安心です。必要に応じて適切な検査や治療を受けられるよう、提携医療機関があるか、紹介状の発行が可能かなどを確認しておきましょう。これは、安心して治療を受ける上で重要なポイントです。

6.3 院内の環境

快適な環境で治療を受けることは、治療効果を高める上でも大切です。清潔で落ち着いた雰囲気の鍼灸院を選びましょう。また、プライバシーに配慮した個室の有無も確認しておくと良いでしょう。リラックスして治療に専念できる環境が整っているかどうかも、鍼灸院を選ぶ上での重要な要素です。

6.3.1 衛生管理

鍼灸治療では、鍼を使用するため、衛生管理は非常に重要です。使い捨ての鍼を使用しているか、院内の清潔さは保たれているかなど、衛生管理についてもしっかりと確認しましょう。徹底した衛生管理は、感染症などのリスクを避ける上で不可欠です。

6.3.2 アクセスの良さ

通いやすい立地にあるかも重要なポイントです。自宅や職場から近い、駅からのアクセスが良いなど、無理なく通院できる鍼灸院を選びましょう。継続的な治療が必要な場合もあるため、通院のしやすさも考慮に入れるべきです。

項目 確認事項
耳鳴り治療の実績 治療実績、症例数、専門性の有無
医療機関との連携 提携医療機関の有無、紹介状の発行の可否
院内の環境 清潔さ、雰囲気、個室の有無、衛生管理、アクセスの良さ

上記を参考に、ご自身に合った鍼灸院を見つけて、耳鳴りの悩みを解消しましょう。

7. まとめ

耳鳴りは、種類や原因が多岐にわたり、病院での治療がうまくいかないケースも少なくありません。この記事では、東洋医学に基づいた鍼灸治療が、耳鳴りに効果的な理由とそのメカニズム、実際の症例、治療の流れ、鍼灸院の選び方について解説しました。

西洋医学では、突発性難聴やメニエール病など、耳鳴りの原因となる疾患に対する治療が行われますが、原因が特定できない、あるいはストレスなど自律神経の乱れが関係している場合は、効果的な治療法が見つからないこともあります。鍼灸は、東洋医学の観点から、身体全体のバランスを整え、自律神経や血流を改善することで、耳鳴りの症状を緩和する効果が期待できます。実際に、突発性難聴、ストレス、メニエール病に伴う耳鳴りの症例において、鍼灸治療によって症状が改善したケースを紹介しました。

鍼灸治療を受ける際には、耳鳴り治療の実績があるか、医師との連携体制が整っているか、院内の雰囲気や衛生管理が適切かなどを確認し、信頼できる鍼灸院を選びましょう。耳鳴りでお悩みの方は、鍼灸治療という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

 

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