東心斎橋整骨院・はりきゅう院黒岩です。
本日のテーマは
【朝起きたら首が動かない泣~寒い冬、寝違え注意!~】
冬の寒さが増してくる1月2月。
悩まされる人が増えるのが「寝違え」や「ギックリ腰」です。
以前の投稿でギックリ腰についてお伝えしましたが今回は寝違えについてお話しします。
朝起きたら首が痛くて動かせない、
という経験がある方も多いのではないでしょうか。
冬の寒さと寝違えには深い関係があり、今回は冬に寝違えやすい理由とその対策について詳しく解説します。
- なぜ冬は寝違えやすいのか?
寝違えの主な原因は首周りの筋肉の炎症や過緊張です。
就寝中に変な姿勢で寝てしまったり、急激な動きをしたりすることで筋肉や靭帯に負担がかかり炎症や過緊張を起こしてしまいます。
冬は気温の低下によって筋肉が緊張しやすくなります。
これは体が体温を維持しようと血管を収縮させるためです。
筋肉への血流が減少することで筋肉は硬くなり、柔軟性を失います。
この状態で無理な姿勢で寝てしまうと、筋肉や靭帯が損傷しやすく寝違えを起こしやすくなります。
また、冬は空気が乾燥しやすいため、脱水症状になりやすい時期でもあります。
脱水状態になると筋肉の柔軟性がさらに低下し寝違えのリスクが高まります。
さらに、冬場は風邪をひきやすく鼻詰まりによって呼吸が浅くなる傾向があります。
浅い呼吸は体の酸素供給を低下させ、筋肉の疲労を回復しにくくします。
これも、寝違えの誘因となる可能性があります。
- 寝違えの予防と対策
寝違えを予防するためには以下の点に注意しましょう。
- 首周りの保温
冬は特に首周りの保温をすることが重要です。
寝る際はマフラーやネックウォーマーを着用することで、首を冷えから守ることができ、予防効果があります。
- 適度な運動
軽いストレッチやウォーキングなどの適度な運動は筋肉の柔軟性を維持する為に重要です。特に肩甲骨や首周りの筋肉を固めない為にも就寝前に温かいお風呂に浸かって体を温めることも筋肉の緊張を緩めるのに効果的です。
- 適切な睡眠環境
自分に合った枕を選び適切な就寝姿勢を保つことも大切です。
高すぎる枕で首の角度が付き過ぎると首に負担をかけ、寝違えの原因となることがあります。
また、布団は保温性が高く、適度な硬さのあるものを選びましょう。
- 水分補給
こまめな水分補給を心がけ脱水症状を防ぎましょう。
温かい飲み物は体を温める効果もあるので冬場におすすめです。
- 寝室の加湿
乾燥した空気は筋肉の柔軟性を低下させるだけでなく、呼吸器系のトラブルも引き起こしやすくなります。
加湿器を使用したり、濡れタオルを干すなど寝室の湿度を適切に保ちましょう。
- 寝違えてしまったら
もし寝違えてしまったら無理に動かさず、まずは安静にすることが大切です。
痛みがある部分を温めることで首が動かしやすくなるなど症状を緩和することができます。
自己判断でマッサージなどを行うと、症状を悪化させる可能性があるので注意しましょう。
寝違えの痛みには鍼灸治療が効果的です。
鍼で筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで炎症を抑え、痛みを緩和します。
鍼は筋肉の硬結を直接刺激することでより効果的に、そして早期に痛みを改善します。
寝違えは放置すると慢性化することもあります。
早めの鍼灸治療でつらい痛みを解消し本来の状態を取り戻しましょう。
冬場の寝違えはちょっとした工夫で予防することができます。
首の寝違えでお困りの際はお気軽に東心斎橋整骨院へご相談ください。
最後までお読み頂き
ありがとうございましたm(__)m